テザー 仮想通貨

世界の仮想通貨の中で、特殊な立ち位置をもつ通貨、

テザー

について書きたいと思います。

テザーは、非常に個性的な性質をもち、仮想通貨の中でも、特殊な役回りをしています。

テザーは、テザー リミテッド社 が運営する仮想通貨です。

そして、母体の テザー リミテッド社が保有する米ドルを後ろだてにして、テザーの価値は保証されています。

つまり、1テザー が、ほぼ 1ドルにあたる、ということ。

ですので、他の仮想通貨とちがい、ほとんど その値動きにボラティリティが無いということが言えます。

このような特徴をもつため、投資、投機の目的で テザーが購入されることは、ほぼありません。

では、テザーを購入するのは、どのような場面でなのか。

テザーは、その価値が極めて安定していて、ほぼ一定の価値をキープしています。

ですので、他の仮想通貨の中で、基軸通貨の役割を果たしています。

他の、値動きの激しい仮想通貨の中にあって、価値が変わらないということで、他の仮想通貨の売買で利益が出たとき、この通貨を テザーに変えて、利益確定をすることができます。

そうした意味での、基軸通貨の役割 ということです。

こういう、変わった存在価値のある テザーですが、その価値の裏付けは、テザー リミテッド社が保有する米ドルだと書きました。

ですので、テザーの時価総額と同等の米ドルを、テザー リミテッド社は持っていなくては、その前提条件が崩れてしまうわけです。

これに関して、ある問題が起こりました。

「テザー リミテッド社は、本当は流通しているテザーの額の米ドルを持っていないのではないか?」

との疑惑が取りざたされたのです。

テザーは、その分だけの米ドルが確保されているからこそ、その価値が保証されているわけです。

2021年10月現在、テザーの時価総額は、7兆円を超えています。

そして、その疑惑が持ち上がったときも、すでにテザーの時価総額は、3兆円以上はありました。

テザー リミテッド社が、3兆円の米ドルを持っていない...

この疑惑が、ビットコインをはじめとする、テザーと連携をとっていた他の仮想通貨の暴落の引き金となってしまったのでした。

結局、テザー リミテッド社は、それだけのドルを持っていたのか...?

2018年に開かれた公聴会は、その点がはっきりしないまま、終わってしまいました。

おいおい...(汗)

そうした経緯もある テザーですが、現在は当時より時価総額も巨額となり、その存在感はゆるぎないものとなっています。

やはり、テザー は他の仮想通貨と色合いがちがいますね。